電子カルテを導入している皮膚科
新宿・西新宿エリアは最先端のテクノロジーを駆使した病院・クリニックがたくさんあって、その代表的なものに電子カルテがあげられます。
特に皮膚科や美容皮膚科では電子カルテを積極的に導入しているところが増えており、業務に大きなメリットをもたらしていると言われています。
そこでここでは電子カルテとはどんなものなのか、またメリット・デメリットは何かを説明していきたいと思います。
まず電子カルテとは患者のカルテをすべて電子化して管理するシステムで、基本的にすべてのデータをパソコン内に収集して管理しています。
通常のカルテは患者ごとにひとつずつ作られますから、膨大な数になりますし探す手間もかかるものですが、電子カルテにしてしまえば患者の情報を入力するだけですぐにカルテをチェックできるので業務の効率化という面ではこれ以上ないメリットと言えるでしょう。
特に総合病院の場合、いろいろな診療科がありますので、患者ごとにカルテを管理するとなるとかなり膨大な数になってしまいますから導入しているところは多いです。
そして皮膚科は治療を必要としている部位の写真を撮って治療経過を比較する際に患者に見せることが多いのですが、そういったデータの管理も電子カルテなら簡単にできるのでとても便利です。
また、患者の情報を詳しくチェックできるので間違いも起こりにくく、安全かつ効果的な治療を進めるという意味でも大いに役立ちます。
たとえば他院で診察した際の画像データを取り込むこともできますし、過去に通院歴や病歴なども細かく入れられるのでパソコンや端末があれば医師がいつでもチェックできます。
さらに最近では電子カルテを利用した予約システムを確立しているところも多く、保険診療の予約とそうでない予約を分けることもできます。
このように電子カルテは皮膚科はもちろんたくさんの病院・クリニックで役立っていますし、効率化をはかることで患者側にもメリットが生まれています。
一方でデメリットになる部分は導入後慣れるまでに時間がかかること、さらに導入コストがかかることがあげられます。
どれだけ便利なシステムでも医師や看護師、スタッフがそれを使いこなせなければ意味がありませんし、導入コストがないと導入することもできません。
また停電時にチェックできなくなる可能性も考えられるので、今後の普及のためにもこのあたりは大きな改善点として今後考えていかなければならないでしょう。