イボでの皮膚科の受診
イボができたら
体にイボができることがあります。
小さいコブのようなものがお肌にできる症状で、特に痛みやかゆみはない場合も多いですが、見た目を気にして治療を希望する方はよくおられます。
仮に見た目は気にならなかったとしても、イボができた場合は皮膚科を受診するのがおすすめとなります。
ウイルス性のイボの場合は他の部位に広がることもありますし、他人にうつる可能性もあります。
そのようなことから、イボができた場合は皮膚科で治療するのがおすすめとなります。
皮膚科でのイボ治療
皮膚科を受診するとどのような治療が行われるのでしょうか?
お肌の異常には塗り薬が使われることが多いものの、イボの場合はそのような薬にはならず、病院での処置が中心となります。
治療には液体窒素を使います。
これを綿棒にしみこませて患部に当てるという療法になりますが、液体窒素が非常に冷たい温度になるため、これだけでもイボの組織が低温やけどするのです。
これによってお肌の再生が促されてやがてイボが治るという仕組みです。
これがもっとも基本的なイボ治療となりますが、これでだいたいのイボが治ると決まってはいません。
残念ながらイボはこの方法でほとんど治せるという特効薬のような方法はなく、各治療の効果も人によって変わります。
液体窒素の方法で治る方もおられますが、これではあまり効果がない場合もあります。
そのときは別の治療法を試すことになります。
電気を使ってイボを焼くといった方法のほか、いくつかの治療法があるのです。
液体窒素では治らなかったときなどこれら別の方法を使って治療を試していくことになります。
どんな皮膚科がおすすめ?
このようなイボ治療は多くの皮膚科でやっていますが、どこの病院を選ぶといいでしょうか?
イボ治療については通院しやすい病院を選ぶのが比較的おすすめです。
イボはアトピーのように慢性化するとは限らないのですが、1~2回の通院ですぐに治るとも限らないものです。
液体窒素を使った方法で治る方も、比較的早く治る方もいれば、少し時間のかかる方もおられます。
また、液体窒素を使った方法が合わないときなど別の治療法を探っていくことになりますから、このためにも時間がかかるのです。
そのため定期的に通院が必要になる場合も多いですから、通いやすさは大事です。
駅に近い、診察時間が長い、診察までの待ち時間が短いといった皮膚科も探せば見つかるのですが、そのような病院を選ぶとイボのための通院の負担も軽くなります。
通院がつらくて途中でやめてしまうと治るイボも治りませんから、なるべく通院しやすい病院を選ぶといいでしょう。